日本のMBA,MOTブームも終わるか?
サムスン経済研究所は、6月1日にハーバードビジネスレビューを引用し、「デザイン経営の重要性の拡散によって、MFAの時代が開かれた」と発表した。今は消費者の感性に訴えるデザイン経営が、注目を集めているのである。そしてこのようなトレンドによって、MBA (Master of Business Administrationㆍ経営学修士)が後退し、 MFA (Master of Fine Artsㆍ美術学修士)が台頭していると主張した。
ハーバード大学、スタンフォード大学、イリノイ工科大学は、すでにMBAにMFAの概念を加え、デザインリーダーの育成に乗り出している。
スタンフォード大学のデイビッド・ケリー教授は、3500万ドルを投じてスタンフォード大学デザインスクール(Stanford Institute of Design)プロジェクトを精力的に進めている。
スタンフォード大学デザインスクールは、工学部をはじめ医学部、経営学部、人文・社会学部、教育部と協力し、デザインを通じて「人」を中心に問題解決を行うプログラムを推進している。