★分散化はどこまで進むのか

 梅田さんがチープ革命で述べていることは正しい指摘であるが、残された問題もまだある。


それは電力事情だ。いくら機器が廉価になったとしてもそれを動かせるだけのエネルギーが供給されなければ動かない。先進諸国あるいは発展途上国でも大都市では、電力供給の問題が少ない。しかし、燃料電池が小型化*1し、世界中に行き渡っていけば、梅田さんの言う「全世界甲子園予選状態」に突入することになっていくだろう。
 情報の算出の分散化は極度に進むことになる。恐ろしいと考えるのか、あらゆる人にチャンスが行き渡る夢のような世界か。それは考え方次第だろうが、情報があらゆるところを埋め尽くす社会が来ることだけは確かだ。
 

*1:2002年頃に急速に小型化したんですね.2005年ではこれとかこれなんか.これもおもしろい.