記事か人か

304 Not Modifiedのエントリー「トラックバックにお返事」より.

ちょっと以下の表現が気になったのでメモ.

確かに、情報はネット上のどこかにあることを前提に、その中からいかに良い情報を得ることができるかを求めてしまっている今、「人」ではなく「良い記事」だけが切り取られてしまいます。それって、情報発信者からしたらすごく悲しいことなんじゃないかと思って。

と言うのも私の考えとはまったく逆なので。記事が第一で、人は第二番目何じゃないかと。
ただ、どっちが正しいかなんてことはなく、ブログを書く人の考え方だろうから。


でも、なぜ人は書かれたものを読むと、その人のことを知りたくなるのだろう。
その人のことを少しでも知ったら、もっともっとその人の人となりを知りたくなるのだろう。


「ああ。こういう育ちだからか」。

「お母様の育て方がおよろしかったから」(舌、噛んだ、いたた)。

「やっぱ、学歴だよなぁ」

「なるほど、大きな会社に勤めているんだ」

「結構、職を転々としているなぁ」

なんてことを知りたくなる。


 知れば知るほど、記事の内容の理解が深まる場合もあるかもしれないが、よけいな情報を手に入れるだけにすぎないのかもしれないのに。

なぜ集めるのか、理由は

1.ステレオタイプ的な理解の枠の中にうまく落とし込めて、安心感が得られる。
2.単なる好奇心。
3.業務として。
4.暇だから
5.同性、同郷、同窓、同年代だと、自分と同じように思え、親近感がわくから。
  (逆に、違っていたら嫌悪感が増すかもしれない?)
6.書いた人が匿名だと落ち着かないから
7.引用する時の選択基準に使いたいから
等々

まあ。本当の雑感ですね。