ロングテイルのまとめ図

情報化の現状と未来のエントリー「ロングテール理論の全体像

 ロングテイルの内容が図化されていて、一目瞭然。わかりやすい。

製品・サービスを生み出す制作者・製造企業、およびそれらを提供する流通業者そして顧客という三つの立場がある。それを図示すると以下の図になる。

黄色で塗られたコストは上のエントリーのまとめの図の中で削減されたことが指摘されているが、残りの四つについては指摘されていない。(ただし、顧客と制作者との間の検索コストと広告コストは同一のコストの裏と表の関係にあるため、検索コストが下がれば広告コストも下がる可能性がある。ただし、検索にかかるキーワードを広告しておく必要があるかもしれないので、一概に表裏一体とは言えない面もあるだろう。もう少しその点を強調するためには、広告を情報提供と認知という二つの面から見ればいい、情報提供は検索コストによってかなり節約できるが、高認知=検索キーワードの特定化が成立するための広告は必要だろう)

確かに、ロングテイルに関係が深くないものもあるかもしれないが、すべて考えた上で結論を出してもおかしくない。
ここでは一応指摘だけ。機会あれば考えたい。


ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略



80対20の法則を覆す ロングテールの法則