★アンラーニング

 知識を、認知地図・因果地図を通じて因果的に結びつけられた情報集合と定義してみたい。



  環境内の自然な作用
     ↓
     ↓認知地図
     ↓
   事象、事件、課題、問題
     ↓
     ↓認知地図
     ↓
   情報収集と蓄積
     ↓
     ↓因果地図
     ↓
   因果構成(主観的、間主観的、公式的)
     ↓
     ↓
    知 識

 という流れを想定する。もちろん、公式的な因果で既に知識化された情報(公式機関による見解の発表やマスコミによる記事の配信)を受け取り、自らの知識として取り込むというように、上のプロセスの段階のいくつかはスキップされることもある。

 以上のようなプロセスだとすると、アンラーニング(とリラーニング)の中身はどのようなものとなるのであろうか。

  1. 知識の廃棄(と学習)、
  2. 因果構成の分解(と再構成)
  3. 因果地図の廃棄(と獲得)
  4. 蓄積された情報群の廃棄(と再収集)
  5. 事象、事件、課題、問題の廃棄(と再構築)
  6. 認知地図の停止(と変革)
  7. 現環境からの離脱(と異なる環境への参入)

もし最終段階にある知識がアンラーニングの対象であるならば、
①廃棄の必要性の認識
②知識のどの部分を廃棄するのか
③廃棄したものに変わるべき、新たな知識の存在の認識(大まかでもよいだろう)
ということがアンラーニングの内容となるだろう(まだまだありそうだが)。
 
to be continued(次回はあるのだろうか orz)