顧客経験の三つのD

The Three "Ds" of Customer Experience

経験を取り上げていたのでの一読した(その部分的要約)

 企業側と顧客との評価はまったく異なり(極上のサービスを提供していると思っている企業は362社中の80%あったのに対して、顧客はそのようなサービスをしている企業8%に過ぎないとした)、それをきちんと理解しておかないと、優越性の罠』(マーケットシェアが高くなればなるほど、顧客を当たり前と見なすリスクが大となるということ)にはまり込むということを指摘している。

 そして、顧客から評価された8%の会社は、広く顧客経験を捉え、以下のこと(3D)に気を配っていた。

  1. 顧客にぴったり合った経験や物を設計(Design)すること(適客適財)
  2. 企業全体を職能を超えた協働で結びつけ、経験や物を提供(Deliver)できること
  3. 絶えずイノベーションを起こして、自らの能力を発展させていける(Develop)こと。


なかなか面白かったが、さほど目新しい議論があったわけではない。