Corporate Ethnography

 ずいぶんブログをさぼっていた。忙しかった反動で、何も考える気力が無く(←このブログでは考えた形跡があるエントリーはないぞというヤジあり)ひたすら日常作業に没頭しておりました。

 さて、久しぶりに真面目にshibaさんのブログを覗くと面白そうなエントリーが。


Corporate Ethnography(→スペル間違えてばっかりだったので元記事から切り張りました)


↓元記事の中に、こんな表現があったが本当だろうか。いったいどこの企業の誰を調べたんだ。(^_^;)

And it was an ethnographer who figured out that Japanese people don't use instant messaging on their PCs, because interruptions are considered impolite.


 消費者の経験をその現場で分析をする役割を担っていた人々を企業民族誌学者と名付けたのですねぇ。民族誌といってもすぐには分からん。


 日本人が得意とする現場主義と比較的近いかもしれませんね。ただし、日本の現場は基本的には自社工場や作業場、あるいは取引先の企業の現場などが中心で、最終消費財の顧客がその製品を使う現場に出向いて、なぜそのように使うのかなどと問いかけることは少なかったんじゃないだろうか。その辺はもう少し要調査だが。


 まあ。渋谷のセンター街に行って市場調査をしているような話も聞いたので、消費の現場に出向くことはかなり前から取り組まれているのかもしれない。


 消費者との対話をしている販促担当者を民族誌分析してみたら、日本独自のあるいは世界共通の消費者経験現場分析の方法論が見つかるかもしれない。などと、戯言を述べて。

 もう寝ます。久しぶりに少しだけ頭を使ったので脳が息切れしている?
  (↑ 何か考えたようなエントリー書いた? などと 私の中の小悪魔が叫んでおります。はい)

↓コレなんか面白そうだ

PCRの誕生―バイオテクノロジーのエスノグラフィー
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下の二冊が入門書だろうか?

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4 入門書として


 

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4 代表的教科書のひとつ
5 素晴らしい教科書
4 フィールドワークの技法と実際―マイクロ・エスノグラフィー入門