驚くべきデータ

 ある講習会で知った調査の結果.「企業内コミュニケーションの実態」に関する調査結果

★コミュニケーションに不足を感じる部分

部署を越えた社員同士 65.3%
 同じ部署の上司と部下 40.0%

 部署を越えた社員同士65.3%というのは分からないでもない。しかし、同じ部署の上司と部下が40%あるというのはどうしたことなんだろうか。

 部署を越えた社員同士は物理的な壁が大きく影響するだろうし、機会的な壁(出会いの機会がない)というのもある。しかし、同じ部署の上司にはそんな壁はないはずだ。ということは、端的に言えば、上司にはほとんど部署を越えた社員同士と同じような大きさの心理的壁とでもいうものが存在すると言うことだろう。これは極めて驚くべきかつ深刻な調査結果である。

 本来ならば。もし回答が、「上司への報告はほどほどにしておけ」、とか「あまり、細かく話すとよけいな介入があるのでやめておけ」などというお気軽るなものなら実態通りかもしれないので、事態はそんなに深刻ではないだろう。

 いずれにしても、毎日会っている上司に面と向かって言えないことをブログに書けるとでもいうのだろうか。


★さらに驚くべき結果

 情報共有できていない内容

 業務知識やノウハウ 74.2% 
 営業情報、顧客情報  43.4%


 どうやって仕事をやっているのだろうか。まさか、日々自己流で付け焼き刃のノウハウで、仕事をし続けていると言うことなのか?
 情報を知らずして何を基にして行動しているのだろうか。