偶然の出会いはどこに?

enigma variationのエントリーメディアのパーソナル化

TVやステレオが一家に一台しかなかった時代、ソースも限られていた時代というのは、自分の聴いたことのない、あるいはその時の自分が好みではない映像や音楽に触れる機会が自然に生まれていたという。

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ところが、今はそうした映像・音楽機器がパーソナル化しているため、あまり「自分の知らない世界」に接する機会がない。もちろん自ら飛び込んでいくことは可能だが、「好むと好まざるとに限らず」ある種問答無用に接する機会をきっかけとすることはほとんどないだろう。

パーソナル化=知る世界を深める。その中での出会いはより豊かになる
      =知らない世界は知らなくなる。出会いの減少

とすると、パーソナル化を乗り越えるのは個人の努力とするか、インターパーソナル化を進める機器やサイトを作るか。