期待できないと書かれると期待しているものとしてはつらい


ヒット商品、データベース、そして、言葉の壁』の中で、

Webのネットワーク上では本来的な意味でのセレンディピティは期待できない

そんなわけで「ゆゆしき人間中心設計者」で書いた話ともつながってくるわけですが、僕は最近、ブログはつながりをつくる的な発想の限界をはっきりと感じるようになりました。ブログだけじゃなくて、いまのWeb全体ですけど。

このデザインじゃ見知らぬ遠くの者同士がつながることはあっても、領域を超えたつながりはうまれにくい。もうすこし正確に言うと共通言語をもたない者同士のつながりが生まれることを期待するのはほとんど不可能だと思ってよいでしょう。

と書かれているが、見知らぬものが持つweak tieの連鎖で、異領域まで広がらないだろうか?
それを期待してブログを見ていきたい。