マイクロイノベーション

 以前マイクロイノベーションというお題を使ったがその定義とか何かはまったくしていなかった(はず)。

ちょっとでググって見たが、ヒットする数は少なかった。そこで見つけた特性らしきものは

1)社会に与える衝撃度が小さい
2)イノベーションを興す範囲→身の回りで興すイノベーション

ということで

暫定的定義は、

『自分の現在の能力の範囲内で、影響を及ぼす範囲が狭い、自分にとって新奇なアイデア、行動、制作物を創り出すこと』

 とする。創意工夫とか、目から鱗状態と言われることがそれに当たりそうだ。

 もうちょっと本質的な定義をしないといけない。

ただし、このマイクロイノベーションをいくつか組み合わせていくと、社会に与える衝撃度が増すこともあるので要注意だろう。iPodがその例とする人(デザイン思考の道具箱―イノベーションを生む会社のつくり方)もいる(←要再読)


補足として
ワークスシンポジウム2007「顧客接点人材を育てる」

宮本氏は、「サービス・イノベーションといっても、小売業の顧客接点現場はいきなり大きなイノベーションは生まれにくい構造。むしろ小さなイノベーションの積み重ねが大きな結果につながっていくと考えている」という印象的な発言を皮切りに、伊勢丹における「職場の約束運動」を紹介した。

上の続きから、マイクロイノベーションには、「具体的な達成可能な目標」という要素も加えるべきかもしれないと思った。