マイクロイノベーションが連鎖するとどうなる?
マイクロイノベーションの定義らしきものの中で、マイクロが連鎖するとマクロとなる可能性を示唆した。
でもマクロって何だろうか。
★社会的影響が大
★イノベーションを行おうとする人々の身の回りを超える
→青色発光ダイオードの開発なんかがそうですね。当時の研究者達が青色を作りたかった。青色ができればLEDで1600万色以上の色が出される。使用電力量を抑えられる等々。社会的影響は大だ。
大規模な機器や莫大な資金が必要となり、研究者の力量を超えるような大量の思考やエネルギーを要した。
でも私たちのまわりにある製品やサービスは最初からマクロイノベーションを目指したのであろうか。もちろん、モチベーションとしてのマクロの意義は少なくない。マクロイノベーションはイノベーションと呼ぶに恥じないだけの効果がある。
でも、マイクロは? ああ。ちょっとした改良ですね、いい工夫ですね。ほおー凄いですね。そんな軽い言葉が掛けられるだけ(と思っている)。
さて、次はマイクロの連鎖(同時代的なつながり)、あるいはマイクロの重層(歴史的なつながり)の例を見つけることが必要だ。
今ここにある。湯飲み茶碗。電気スタンド。時計等々。マイクロイノベーションの成果かもしれない。