読み終えつつある本。

価値共創の未来へ―顧客と企業のCo‐Creation

理解できたかと思うと、分からなくなるということを繰り返しながら読み進んでいる。


価値の共創=「個々の消費者と有意義な交流をし,その交流をとおして価値を生み出していく営み」


従来の消費者: 知識/情報   →企業より、量的にも質的にも、劣る
       カスタマイズ  →企業の提供する選択肢の中から選ぶ
       価値      →企業が作り出し、製品・サービスの形で受け取る。
       他の消費者との関係→ほぼ無関係(口コミ以外では)

従来の企業: 情報/知識 →専有、原則非公開
       価値    →自らの責任で作り出す
       カスタマイズ→消費者のニーズをできるだけ満たせるよう多様に
       顧客    →固定的存在、一つのもの、あるいはセグメント別


新消費者像: 知識/情報  →ネットや消費者コミュニティで十分に獲得
      カスタマイズ →自らの価値観でのパーソナル化
               (企業が提供する選択肢を超える)
      価値     →企業と協力して作り上げる
       (消費者毎に異なる。同一消費者でも状況が違うと価値が異なることも)
      他の消費者   →消費者コミュニティ
新企業像: 知識/情報  → 原則公開
      価値     → 顧客と共創
      カスタマイズ → 消費者自身がカスタマイズ
      顧客像    → 進化的(変わることが常態)存在、一人一人が異なる
      多様なチャネル、技術などが必要なので、企業間ネットワークが必要