SNSです。

CIOの記事「大企業に浸透するSNS、各社のねらいとは?」より。

これまで、電子メールやグループウェアによって社内の情報共有を図ってきた日本企業だが、今は、新たなナレッジ共有の手段としてSNSに注目するところが増えているようだ。

ビートコミュニケーションが開発した社内SNSの機能には、社員が活動報告を書き込むブログ(日記)機能、部門やプロジェクトあるいは社内のサークル単位で活用できる掲示板機能、社員にニュースや指示を伝達するニュース機能などの情報共有機能に加え、スケジューラや名刺管理といった一般的なビジネス・ツールも搭載されている。こうした機能を取り上げると、グループウェアやイントラ・ブログ・サーバと変わりがないように見えるが、社内SNSはこうした機能を「人脈」の獲得とそれによる社員のアクションの迅速化・適切化にフォーカスしていることが大きな特徴となっている。

 「NTT東日本のように全国に拠点をもつ大企業や、合併を経験した企業では、とりわけ『風通しを良くしたい』という問題意識が強い」と村井氏。なかには、20〜30人規模の組織で社内SNSを活用している場合もあるというが、それはレア・ケースで、ユーザーのほとんどが1,000人規模で社内SNSを活用しているのだという。