情報収集の一本化

polar bear blogより『Touchstone -- 情報窓口の一本化&フィルタリングツール
 簡単にまとめると

  1. ソースを決定しフィルターを通過した情報の通知。
  2. 重要度に応じて通知方法の選択も可
  3. ローカルHDにあるデータをスキャンしてキーワードを推奨する機能あり

 このフィルタリングをもう少し積極的に使って、巡回ロボット(ネット上をキーワードを携えて巡回して重要情報を持って来るというモノ)という議論がかつてあったと思うが、今ならグーグルの検索を利用して、キーワードを定期的にグーグル検索にたたき込み、その中でさらに詳細にキーワードに基づき必要情報の一部をリスト化するなんてできないだろうか。
 さらに、簡易テキストマイニングして、関連性のあるドキュメント同士の関連度を表示し、リンク付けする。もちろん、自分書いたドキュメントとも関連させる。

 たとえば、マッシュアップという用語を音楽のサイトで見つけとしてその内容を解析したら、コラボレーションという概念と関係があるということでフィルターを通過しリストに載せられる。そして、自分の関心が異なるウェブ同士の連関ということにあるなら、そのキーワードのかいた自分のドキュメントと音楽のマッシュアップが書かれたドキュメントとリンク付けされる。そして、このリンクを基にして、ウェブでのマッシュアップという概念ができる(これは既に生じたことのあとづけ的解釈ですが。m(_ _)m )。


 頭の中で起こる様々な知的断片のリンクを支援する、デジタルニューロンリンク機能を持たせるというモノだ。自分の書いた文書には、パーソナルブログ(これこれこれなどを参照してください)、公式文書、ため込んだPDFファイルなどが含まれる。もちろん、グーグル検索はイントラネット上の文書にも適用されることになる。


 デジタルニューロンリンク機能を持つソフトには、個人リンク、社内リンク、社外リンクが複雑に絡み合った総合的なリンク(グローバルデジタルニューロンリンク)を作りだした上で、キーワードあるいはその上位の次元となるメタキーワードなどを利用しながら、テキストマイニングして、要約文書を作成するという機能を持たせるべきであろう。その要約文書をちらちらと見ながら、バイオニューロンリンク(=自分の頭、グループの頭など)と結びつければ、新しい概念が作り出せるかもしれない(楽観的すぎるが (^_^;) )。



【追記】
というようなことを書いたが、実際にそれに近いソフトがあった。個人用は、PersonalBrain(http://www.thebrain.com/)だ。まだざっと見ただけだが私の考えたことに近そうだ。企業用は、BrainEKPというみたいだ。動画での説明もある。どこか日本語版にしてくれないか。

KMwolrdのエントリー『Personal knowledge management』から知った。

【追記の追記】
 上のようなことを書いたが、既にここに『第7回 視覚的に情報を整理するPersonalBrain』に書かれていた。ぐぐればすぐに分かったのに。m(_ _)m