デザインとは個人的な営みか。
福耳コラムのエントリー『製品の価値観構築力つまり文化力』
自動車の開発にはコンセプト創造に先立って「みきわめ」の期間がある程度は必要だとおっしゃる。聞き捨てならないように感じたので、そうであるならばそのみきわめの期間も開発工程の中にちゃんとみきわめイングとかセンシングとかで入れ込んで、管理の対象にしなければならないのではないかと申し上げてみる。それだって開発される自動車の価値を左右する行為であれば、なんでそれを自動車開発論に入れないか。
そうするとF先生、それは組織的行為ではなく個人的行為だから各社比較できないから開発論には入らないとおっしゃる
スカイラインと桜井真一郎のような関係だろうか。でも、固有名詞を入れれば個人の創造性が入るわけではないので、もう少し個人の創造性に関して概念的に議論しなければならないだろう。
スカイラインとともに
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製品のデザインを考えたら、上のような見極めが必要だが、それは個人の力と言い切れるのだろうか。デザインチームや協調が起これば、デザイン創造論として組織的に語ることはできそうな気がするが。
デザイン創造における組織理論でも考えてみるか。既にある?
ヒット企業のデザイン戦略 イノベーションを生み続ける組織
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かっこいいものは誰でも作れる発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
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仕事を楽しむ手法内容は良いけれど、「技法」じゃないよね。
うらやましい会社です
アイデア・ドローイング―創造のために
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考える方法―解決の思考・創造の思考・思考なき思考
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デザインの瞬間―創造の決定的瞬間と先駆者たち
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本当に何かをやるということ。