チャンス発見コンソーシアム
チャンス発見コンソーシアムは、2000年のOhsawaらによる同分野の提唱以来、世界中で培われた経営ストラテジー・社会心理学・認知科学・リスクマネジメント・データマイニング・人工知能、そしてコミュニケーション技法といった幅広い知見を融合し、さまざまな分野の人々の感性を、有益な判断に育てる手法を確立してきた、意思決定プロセスの実績ある総合支援機関です
【チャンス発見の定義と「ニーズ」】
チャンス発見(Chance Discovery)とは、「稀だが、意思決定にとって重要な事象または状況に気づき、これを理解し行動すること」を意味します。一般的にチャンスは稀少であるだけに、往々にしてその重要性が見逃されがちです。チャンスを発見するということは、言い換えればチャンスがどこにあるのか、結果として見極めることといえるでしょう。
ここで定義しているチャンス発見の概念は、肯定的な好機の意味だけではなく、否定的な危機・リスクという意味も含んだ広範囲のものです。そのために、チャンス発見の「ニーズ」はマーケティング、防災、臨床、知的生産のためのコンセプト提起など多岐にわたっています。特に、近年のビジネス領域からの注目は、日ごとに高まりを見せ、これをきっかけにして本コンソーシアムが設立されるに至りました。
『シナリオ創発とはなにか』(PDF)
『スモールワールドとチャンス発見』(PDF)