ことづくり
stylishideaのエントリー『感性価値創造イニシアティブ』より知った。
Stylishiideaでの指摘
サービスサイエンスとは方向性が違うかもしれませんが、日本が得意だと言われている「ものづくり」に感性という価値を見いだし、それを積極的に活用することでイノベーションの機会を探っていく試みと言えそうです。
もう少しいえば、「ことづくり」を次の日本の得意技にすればいいんじゃないかと思う。
何だ。イニシアティブでも指摘されているじゃないか。ということは上の報告書でも指摘されているかも。早く読まねば。
感性価値創造イニシアティブ経済産業大臣懇談会「感性☆21」(第1回) 議事要旨
・たくみの世界から来ている「もの」づくりは日本の得意とするところだが、それを世界に認められるための「こと」づくりについては苦手。消費者の感性に訴えて共感を得るという観点からシステム、ソリューション、サービスなどの全体の仕組みづくりを国単位、企業単位で取り組むべきで、感性と機能の融合が課題。
・「こと」づくりのなかでも、日本にとって重要なポイントは環境。日本人が得意とする環境というコンセプトも感性のひとつとして、関連するものづくりとことづくりを合わせてやっていくことが重要。
・具体的事例として、完全循環型買い物袋がある。マテリアルサイクルという言葉で天然資源の枯渇を少しでも防ぐ等の視点で、仕組みづくり、ことづくりをやろうとしている。
目次
感性に訴えるものづくりのための「経験価値」とは何か
第1部 製造業におけるおもてなし価値創造(経験価値とおもてなし価値に関する理論的背景
製造業におけるおもてなし価値の提供
ケース:シャープ液晶テレビ「AQUOS」
ケース:ワコールラグジュアリーブランド「WACOAL DIA」
おもてなし価値創造へ向けて)
第2部 デザインが導く経験価値創造(デザインが導く経験価値の提供
ケース:コクヨ消しゴム「カドケシ」
ケース:バンダイエンターテイメント・オーディオ「リトルジャマー」
デザインによる感動がヒットに結びつく)
事例研究を活かす視点
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