認知と経営

ITメディアエンタープライズの記事『“話題”や“感性”で企業内検索――「なずき サーチ」共同開発』より なずきは、「好評」「不評」といった評価や、「質問」「要望」「満足」といった感情や意図を最大81種類に細分化できる解析エンジン。ユーザーの感性や商品…

ブルーオーシャン戦略

マーケティング・クラフティングのエントリー『ホテルモントレのブルー・オーシャン戦略2/2』より 下のことは、本の中に書いてあるだろうが。 ブルー・オーシャンを創造するには下記の「6つのパス(the six paths)」と呼ばれるものからアイデアを出していけば…

ローカルビジネス、ローカルイノベーション

葉っぱビジネスでおばあちゃんたちが元気に、収入が町に。 おばあちゃんたちはただ受注して決められた量の葉っぱを出荷しているだけではない。つねに動向を見て季節や曜日によって次にどんな注文が来るか考え、予測する。「つねに自分で物事を考えるような習…

買いました。

参照 ★shibablog,『組織を変える〈常識〉を読んで』★情報考学 Passion For The Future、『組織を変える〈常識〉―適応モデルで診断する』 組織を変える“常識”―適応モデルで診断するposted with amazlet on 07.02.03遠田 雄志 中央公論新社 売り上げランキン…

セレンデピティー

対話とモノローグのエントリー『アンチとヘテロとパラ』より 先日の『私のセレンティピティーに関するエントリー』へのfukuさんのコメント『自分の現在の価値観にそぐわない要素もぽんぽん脳の中に放り込んでおくと、いつのまにか脳の価値観のほうが引きずら…

製品・サービスの三特性と競争次元(パフォーマンス改善、模倣可能性)

福耳コラムのエントリー「商品の「意味」を制御する意図についての弁明」よりメモ 自分の真意はそうした商品の「意味」の制御も商品を供給する側は、特にフェアトレードのような否応なしにそのファクターが重要である商品の供給者は、商品の価値をその物質的…

セレンディピティについて

福耳コラムのエントリー『予期せぬアイデアの獲得法』に関連して、セレンディピティについてはいつか少ししっかりと考えなければと思っていますが、ちょっとだけのコメント。 1.「価値観」と「価値を現実化する体系」によって、「価値」が存在するとすれば…

経営学は役に立つかもしれないが・・・

福耳コラムのエントリー「経営学は役に立っているか」のコメント欄を読んだ後でのメモ。 fukuさんの仰る『技術あるいは文化の革新を起こして成功する中小企業経営者の仕事は、僕のイメージでは「望ましい状態も何もよくわからない状態」に突っ込んで行って学…

ビデオ

一二人の怒れる男を見た。かなり昔一度見て感動した。いつか機会があればもう一度と思いつつかなりの月日が経ってしまった。見直してみるとやはり引きつけられる。 意思決定の現場ではこのようなこと(斉一性の原理、ウィキペディア)が発生しがちではないか…

経営学のあり方

経営の実践、コンサルティング、経営学との関係を探る上でのメモ。01.ゲノム医科学の誕生とトランスレーショナルリサーチ トランスレーション(translation)とは文字通り解釈すれば翻訳です.トランスレーショナルリサーチとは,広い意味で,基礎科学分野に…

アナロジーとブリコラージュ

Perspective of idea 立体的な思考のためにのエントリー『左脳的な兄と、右脳的な弟と』 久々に愕然とし、背筋がぞくぞくしている。今日打ってきたインフルエンザの予防接種のせいではない。 上のエントリーを見たからだ。tonosanのエントリーはどれも深みが…

無用の用.用の無用

DESIGN IT! w/LOVEのエントリー『未来を考えるならいまの気分だけで無用とか無意味とかを判断しないこと(あるいは多和田葉子『ふたくちおとこ』)』 未来を考えるならいまの気分だけで無用とか無意味とかを判断しないことと、そんな意味で、本当に未来を考…

セレンディピティ

成功者の絶対法則 セレンディピティposted with amazlet on 06.11.23宮永 博史 祥伝社 売り上げランキング: 7872おすすめ度の平均: 時代を画すブレイクスルー:それは、セレンディピティ 総花的な事例紹介に見える 語感も素敵。Amazon.co.jp で詳細を見る

こういうことが書いてあったんだ.もう一度読み返さないと

テクノロジーの創生と進化 研究の日々のエントリー『Menal leaps(3)』より 科学では、ソースドメインの発見と、ターゲットドメインへの適用とが、問題になります。 ソースドメインの発見は、単に記憶を探索することではない ソースドメインへの気づきは、…

チャンス発見コンソーシアム

チャンス発見コンソーシアム チャンス発見コンソーシアムは、2000年のOhsawaらによる同分野の提唱以来、世界中で培われた経営ストラテジー・社会心理学・認知科学・リスクマネジメント・データマイニング・人工知能、そしてコミュニケーション技法といった幅…

参考図書

F's Garageのエントリー『みんなの意見は案外正しくない。』からの孫引きです。 「リクルート「創刊男」の大ヒット発想術」という本にこう書いてある。市場の風景をガラッと変えてしまうような「創造型商品」であればあるほど社内外からも、世間からも猛烈な…

知の並存状態

福耳コラムのエントリー「迷信の研究」より 思うに近代の知識というのは、特に排他的であり、自らを支持するものに対しては他の説明体系を支持しないような踏み絵を踏むことを強要する性格があるものなのである。一方前近代的な説明体系のほうは、自分たちの…

認知とブランド

MarkeZine:第6回 「ブランド認知 2.0」を考えるを読んで.マーケは専門でないので,ここに書いてあることは専門家にとっては当たり前かもしれないが. Page 1 ブランド認知とは からブランド再認:ブランドの好意的想起→ブランドの脳内の位置づけ うまく脳…

面白い

今、この本を読んでいる。発明家と認知の関係を詳しく説明しており、興味深い。発明家たちの思考回路 奇抜なアイデアを生み出す技術posted with amazlet on 06.08.26エヴァン・I・シュワルツ 桃井緑美子 ランダムハウス講談社 (2006/01/27)Amazon.co.jp で詳…

文化開発とは

福耳コラムのエントリー『文化開発とは』より 文化が開発されるとはどういうことかというと、常識が変わるということです。 その文化が開発されるまではその商品が「ないことが当たり前」だからわざわざそれが意識化・言語化されない。 そしてその文化が開発…

ネット広告の歴史

実践ビジネス発想法経由で知ったエントリー『ネットはマーケティングをコントロール不能にする』インターネット広告の歴史がうまくまとめられているようだ。

経営と認知

脳科学の進歩に伴って、経営学でも変化が起きているようだが、今のところ著作は少ない。メモ的に残しておきたい。インポッシブル・シンキング 最新脳科学が教える固定観念を打ち砕く技法posted with amazlet on 06.07.27ヨーラム“ジェリー”ウィンド コリン・…

隔離という概念はおもしろい

『この論文』は、資源の模倣/隔離と資源の貢献価値によって四つのセルに分けながら、そのセルの間をダイナミックに動く(特にセル1と2の間)ことが競争優位を持ち続けるために必要であると説いている。 ただし、問題は、隔離され(模倣されにくく)、将来…